松本市・塩尻市で腰痛・肩こり・膝の痛みに対応する整体院アストケアの理学療法士による施術イメージ

柔道のケガ・パフォーマンスについて


柔道をしているお子さんが、痛みや違和感を抱えたまま稽古や試合に出ていませんか?
試合や昇級審査が近い中で、休ませるべきか、それとも続けさせてもいいのか。
判断に迷う場面が出てきます。

特に柔道は、相手と組み合い、投げや受け身を繰り返す競技であるため、
多少の痛みは仕方ないものとして、そのまま続けてしまうケースも多く見られます。

投げや受け身のあとに肩や首、腰を気にしている
組み合いの中で膝や足首の痛みを訴えることが増えている
以前より動きの安定感が落ちている、踏ん張りがきかなくなっている
このような状態には、共通した原因が見られます。

柔道では、はっきりしたケガがなくても、
少しずつパフォーマンスが落ちてくる状態が見られます。

たとえば、

投げの入りが遅くなっている、動きにキレがなくなっている
組み合いの中で踏ん張りがきかず、崩されやすくなっている
投げや受け身のあとに肩や首、腰まわりの負担を訴えることが増えている
稽古後に疲労や痛みが抜けにくくなっている
こうした変化は、単なる調子の問題ではなく、
身体の使い方や負担のかかり方が崩れてきているサインです。


柔道はケガとパフォーマンスが切り離せない競技

柔道は、ケガとパフォーマンスが切り離せない競技です。
大きなケガがなくても、動きの質や技の精度に変化が出てきます。

たとえば、

投げの入りが遅くなる、動きのキレが落ちる
組み合いの中でスムーズに動けず、崩しがうまくいかない
投げや受け身の際に肩や首、腰に負担を感じやすくなっている
稽古後に疲労や痛みが強く残るようになっている
こうした変化は、単なる調子の問題ではなく、
競技動作の中で、身体の使い方や負担のかかり方が崩れている状態です。


柔道で起こりやすいケガは大きく3つに分けられる

柔道で見られるケガや痛みは、すべて同じように考えるものではありません。
アストケアでは、競技特性を踏まえた上で、大きく3つに分けて整理しています。

柔道は、相手と組み合いながら投げや崩しを行い、
受け身によって衝撃を受け止める競技です。
さらに、組み合いの中で予測しにくい外力が加わるため、
ケガの起こり方にも特徴があります。

外傷
投げや受け身、組み合いの中での接触や外力をきっかけに、急に起こるケガです。
障害
投げや組み手の繰り返しによって負担が積み重なり、少しずつ痛みや不調が強くなっていく状態です。
成長期
中学生・高校生の時期に見られやすい、身体の成長と競技負荷が重なることで起こる痛みやトラブルです。
下の図で、柔道で起こりやすいケガを一覧でまとめています。

外傷
打撲
骨折(鎖骨・上腕骨・手指・肋骨など)
肩関節脱臼
肘関節脱臼
手指の脱臼・突き指
膝周囲靭帯損傷(内側側副靭帯・前十字靭帯)
半月板損傷
足関節捻挫
頸椎捻挫
脳震盪
障害
腰痛
腰椎分離症
腰椎すべり症
椎間板ヘルニア
肘関節障害
成長期の痛み
オスグッド病
シーバー病


ケガの種類が違っても、原因の本質は共通する

柔道で起こるケガは、外傷・障害・成長期の痛みと分かれますが、
その背景には共通した問題が見られます。

柔道は、相手と組み合いながら投げや崩しを行い、
受け身によって衝撃を受け止める競技です。
さらに、組み合いの中で予測しにくい外力が加わるため、
急に起こるケガと、負担の蓄積によるケガの両方が見られます。

一方で、同じような稽古や試合をしていても、ケガが多い選手と少ない選手がいるのも事実です。
その差は、身体の使い方や力の伝え方・逃がし方、負担の受け方に表れます。

投げや組み手の中で特定の部位に負担が集中していたり、
崩しや踏ん張りの中で身体の連動が崩れていたりすると、
肩や肘、膝や腰に無理がかかり、ケガにつながります。

また、本来は衝撃を分散するための受け身が、
うまく機能していない状態では、
一部に負担が集中し、ダメージが大きくなります。

さらに、力の入れ方や抜き方がうまくコントロールできていない状態では、
必要以上に力が入り続け、関節や筋肉への負担が強くなります。

つまり、柔道のケガは偶然だけで起きているのではなく、
身体の使い方や負担のかかり方が崩れた結果として起きている状態です。


ケガの種類に関わらず、見るべきポイントは共通している

アストケアでは、柔道によるケガや痛みを、
痛い場所だけで判断するのではなく、身体全体の状態と動き方を含めて確認していきます。

前ページでもお伝えしている通り、
ケガへの対応とパフォーマンスは分けて考えるものではなく、
「どう動けているか」を見ていくことが大切です。

たとえ外傷であっても、復帰に向けてどのように身体を使っていくか、
再発を防ぐためにどこを見直すべきかという段階では、見るべきポイントは共通しています。

また、障害や成長期の痛みでは、
投げや組み手の中で特定の部位に負担が集中している状態や、
崩しや踏ん張りの中で身体の連動に無理が生じている状態が見られます。
さらに、受け身がうまく機能していないことで衝撃が分散されず、負担が強くなる場面もあります。
そのまま続ければ、同じ痛みを繰り返しやすくなり、パフォーマンスにも影響が出ます。

だからこそアストケアでは、
柔道という競技の特性も踏まえながら、今の状態を整理し、
続けさせていいのか、何を見直すべきかを一緒に考えていきます。


柔道を続けさせるために、今の状態を整理することが大切

柔道を続ける中で、痛みや違和感が出ている場合、
そのまま様子を見るのか、一度しっかり状態を確認するのかで、その後の結果は変わります。

無理に休ませることが正解とは限りませんが、
状態を整理しないまま続けると、投げや受け身、組み合いの負担が積み重なり、
同じ痛みを繰り返したり、パフォーマンスが落ちたままになる状態が見られます。

今の身体の状態がどうなっているのか、
続けさせていいのか、どこを見直す必要があるのか。

一度整理しておくことで、
試合や昇級審査に向けて、より良い判断ができる状態になります。